リトグラフの帰還 ~ 新章:プロローグ編 ~ [GOLLIRA]
どぅも、ご無沙汰してます、、、してました、リトグラフです。
世の中不思議なもので、不意なタイミングで話が持ちかけられ、
上ろうとすると梯子を外されたり、
まぁ、縁が無かったんだろうと気持ちを切り替えると、
また気持ちに反して話が展開したりするものだなぁ~と、
感慨深くなります。
あるアイドルは言いました、
ちゅり「恋ってさ、したいと思うと出来なくて、今はいいや~と思うと現れるんだってっ♪」
てな具合に。
ひみつのアジト初、恋話系Blog、
無論、なんて事は無いです。
実はと言うと、今年の何時くらいだったか?・・・
忘れましたが、そろそろ暖かく成ってきたなぁ~って頃の季節だったと思います、
↑ (おぃ、生き人形の件だろう!と、解った人とは旨い酒が飲めそうですw)
このBlogでも度々話に出る、旧友・アストナージ君から連絡がありまして、
彼の後輩がバイクを手放すから貰わない?って内容でした。
私もそういうの嫌いじゃないんですが・・・
↑ (ちょいちょい淳二を挟み込みますがスルーで)
自分の経験上、タダは後で高くつく、そう考える性質なんで、
アストナージ君が貰って遊べば?(遊び=カスタム) と促したのですが、
妻帯者で扶養家族の居る彼は、カスタム費が捻出できないとの事。
まぁ、アストナージ君の交友関係から出た話だったので、
遠慮なく貰う事にしました・・・(これが春くらいのエピソード)
貰うハズだったのですが、しばらく引き取りに行く都合をせずに数ヶ月たってしまい、
アストナージ君に、あの話のバイク引き取りに行こうと持ちかけた所、
なんだか後輩君が直して乗るって。(これが夏くらいのエピソード)
あれからそんな話があった事さえ忘れてた数週間前、
アストナージ君から連絡が。
やっぱ後輩君、乗らないから手放すって。
縁が無かったと思いきや・・・
あきらめて手放す車両だから、それなりの理由があるだろうと思いつつ、
覚悟を決め、ルウム戦役で戦場を駆け巡ってたMSVを回収して参りました。
前置きが長かったね^^;
さて、リトグラフ空軍:幕僚本部・作戦課からの通達により、
4St.MINI郡調査委員会が回収した機体を報告します。
↓ ホンダ製:MSV【モンキーシリーズヴァリエーション】Z50J-J 重力下仕様の陸戦型・ゴリラです。
↓ 回収した機体は、1988~1991頃に生産された6V後期型・4速MTと判明。
生産期には、3速ATや、4速AT仕様が混在する中、運良く4速MTの固体を入手したものの・・・
やはり、6V仕様は趣向が分かれる
6V後期型の特徴を挙げると、
・ヘッドライトの光量が、12Vと比べると明るくない。
・点火タイミングがCDI制御では無く、ポイント式。(利点・知識があれば点火時期を、進角or遅角できる)
・ヘッドのバルブが、12Vと比べると大きい。らしい(利点・ポート拡張を施術すれば発展性の余地がある)
・フラット型ピストン形状。【6V前期型は凸型ピストン形状)
・クランクはG型と呼ばれるタイプ。【6Vでも、初期型(ヴィンテージ)はS型、中期はL型、その後G型、12VはR型と様々】
・キックスタータースピンドルがAタイプ。【12Vの車両には、改良型のBタイプが組み込まれる】
など。
6Vの特徴を大雑把に記述しても、12Vとの差異は実感できないと思います。
電装系にパーツに関しては、6Vと12Vでは互換性はまったくありません。
12Vのパーツは豊富ですが、6Vは・・・割愛
なので、リトグラフ空軍に実戦配備されている3番機:白亜の乙女【12Vモンキー】とは、
パーツの相互流用ができませんorz
まぁ、3番機はフレームや足回り、ブレーキなど特殊なパーツで組み上げた固体なので、、相互流用は難しいですが。。
話を戻します。
回収した機体の状態を観察。
全体的に腐食【錆び】は酷くないももの、やはり年代的に相応な・・・ルウムの激戦の歴史を感じさせる。
タンクは純正ではなく中華製を使用していて、腐食によるガソリン漏れを発症してました。
ガソリンは劣化し、、異臭を醸し出していました。
リアキャリアーを外し、汎用ステーを駆使して灯火類を装着してしました。
前後のブレーキは固着し、レバーを握っても、ペダルを踏んでも硬い感触でした。
前後のタイヤは空気が抜け、タイヤが潰れた形で変形してました。
こんな状態の機体ではありますが、私に囁き掛けて来るモノがありました。
「まだ、だ、まだ、走れる」
その声は儚き妖精の囁きのように。
なのでレストアぎみに、
ゆっくり時間を掛けて整備をして行こうと。
なるべく散在しないように。
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