出撃！Ape115 ~ '14 ソロ・ツーリング ~

お久しぶりです、メイプルシロップの妖精・リトグラフです。

８月もあとわずか！夏の大冒険はお済ですか？

私は夏が苦手なので、真夏になる前に軽く済ませてきました。

えぇ、５月中に♪ 

Blogに執筆するのも何だかしょーも無いアレだったんで放置してたんですが、

友人から「最近Blog更新してないね・・・」なんて声もあり、、

他の媒体では実況的なメモとしてUPしてたのですが、 

こちらのBlogでも取りあえずUPさせるだけさせてみようかと・・・

 

【プロローグ】 

'14 5 27　晴れ。

世間から遅れ、私のゴールデンウイークのターン。

６月に入れば本格的な梅雨時期に成ってしまうし、７月８月は猛暑が予想されるので、

冒険に行くには今がチャンスかなぁ～？と思い、愛機Apeの鍵を手に取りました。

某・SNSのミニバイクコミュへ、「もうすぐ３時なので缶コーヒーを買いに出ます」と書き残し、

こうして５月の空の下、機上の人に成り、機首を南に向け走り出しました。

 

愛機が示す道を辿り、L＋の箱をフル・フルロンタルより先に・・・

缶コーヒーを手に入れるミッションであるかは定かではありません。

江ノ島に到着。

 

本作戦も早々に終わったと思われましたが・・・

某・SNSバイクコミュに状況を報告、「江ノ島に到着。飲みたい銘柄の自販機がありません」

心あたりがあるので、そちらに移動する旨を告げ、愛機が指し示すポイントへ・・・

ゆっくり走ろう神奈川県。

城ヶ島に到着、、、するも橋の通行料金が５０円掛かるので・・・

ここのポイントでの午後のティータイムを断念。

すると愛機が次のポイントを指し示しました。 

観音崎？

では、ありませんでした。

某・SNSバイクコミュに状況を報告、「横浜みなとみらい、赤レンガ到着」

しかし、当初の目的である午後のティータイムをする時間はとうに過ぎてしまい、

何となく早めの夕飯時を迎えても良い時間が迫って来てる雰囲気をかもし出していました。

近場の繁華街へ少し移動する旨を告げ、愛機の指し示すポイントへ移動する事に。

さぁ、何を食べようか？・・・う～む、繁華街すぎた。

某？SNSバイクコミュに報告、「ちょっと繁華街過ぎて、愛機を駐車させて離れるのが怖いです。」

路上駐車は罰金が怖いですし、パーキングを探すのも面倒。バイクの盗難はもっと怖いので、

少し離れた閑静な場所に移動する旨を告げ、愛機が指し示すポイントへ移動。

ゆっくり飛ばそう246号線。

 

閑静杉・・・

某・SNSバイクコミュへ状況を報告、「閑静過ぎました。分かりつらいと思いますが、津久井湖に到着」

ここらへんまで来て、コミュのメンバーが道に迷ってる事を装った、

ロング・ソロ・ツーリングだと云う壮大なネタに気がつき始める。。。

しかし、此処まで体を張った私のツリに飽きられるのがイヤなんて思いもあり。

「そろそろ本当にお腹が空いたので帰路に着こうと思います」という　前フリ　を書き記し、、、

某・SNSバイクコミュへ執拗に報告、「帰り道に迷ってしまい、道志の道の駅に着いたでござる」

ほとんどのメンバーさんがネタである事に確信した瞬間でもありましたが、

まだ若干の方が迷ってると呆れられているｗ　

 

ほぼ１本道の峠を間違う分けないというネタなのに 

まだいけるっ！略してマイケルっ！

しかしながら、私のぼんミスでガソリンのマネージメントをしくじり、

早急に給油しなければならない状況に陥ってしまったorz

真夜中の峠に給油ポイントは無いので、とりあえず足を伸ばして山中湖へ移動。 

お腹も空いたので、食料調達ついでにGSの情報を・・・

コンビニの店員さんに驚愕の事実を言い渡される「今時間、山中湖周辺で営業してるGS無いよ＾＾；」 

ぐえっ！ぐえっ！ぐえっ！（心の叫び 

まぁ、若干やってない場合も頭の片隅にありましたが、、、今回は楽観視しすぎた＾＾；

そんな状況も交え報告をしたところ、SNSのメンバーさんがネット検索で調べ上げ、

河口湖に向かう幹線道路に２４時間のセルフがあると、有力な情報を書き込んでくれました！

後方支援がファインプレーすぐるっ！

 

こうしてガス欠の恐怖を逃れ、ついでに河口湖まで足をのばしました。 

ほんと感謝の辞を述べ（たか定かではない）、いよいよ帰路に着く旨を書き込み出発。

道志道をピストンでトンボ帰りルートも考えましたが、246号線御殿場を目指す事に。

 

このまま246号線で横浜方面に機首を向けるだけ・・・ 

なんて事はぜんぜん言ってない。

愛機が・・・・愛機がっ、Apeと云う魔槍（まそう）がっ！白面の者を討てと鳴くんです！

そう、峠を目の前にして、サイコフレームが真紅に呼応するのですっ！

やっぱ、乙女峠登っちゃいますよね、仙石原走っちゃいますよね。（真夜中）

芦ノ湖に到着するのは必然。

流石に疲労感で体がアレなので、少し仮眠（野宿）する事にしました。

お分かりになられたで、あろうか？

それはまるで、L＋の箱根だと、でも云うのであろうか？

此処まで走って来た落ちには弱い。 

今回のミッションはロングツーリング。

すなわち、自己の走破記録の更新が、本作戦の根幹なので箱根がゴールではありません。

この後のツーリング行程としては、伊豆半島海岸線を辿り三島か沼津へ。

そこから１号線で名古屋を目指そうというスケールの無謀なミッション。

旅はまだ1/3も消化してないのでありあす。

涼しいうちに距離を稼ぎたい事もあり、１時間ほどの休憩をとって出発。

芦ノ湖から伊豆方面へアクセスするには・・・

やはり、あの魔女の眷属が支配するフィールドを抜けるしかないだろう。

朝焼けを待たず、愛機の咆哮が山間に木霊する。

上り詰めた先は濃霧が建ちこめる白亜の山頂、大観山。

霧の妖精、ブラインドガーディアン率いる椿姫が谷底へ誘う。

愛機とは運命共同体。ミスったら深遠への片道キップを手にせねばならない。

すべてのコーナーが竜のアギトの如く鋭角であり、高低さが凄まじく、下りはスピードがついてしまう。

椿姫の誘惑に負ければ代償は命。

運命の天秤は生に傾き、無事、真鶴へ到着した。 

無事ではなかった。

日が昇り、朝焼けの光が射し、真実が浮かび上がった。

愛機ApeのEgからオイルが滲み、その機体を黒く染め上げていた。

トラブル発生・・・・この状況では本ミッションを継続する事は危険である。

この旅（作戦）の中止という苦渋の決断、いや英断を選択する事に至った。

作戦と失敗を真摯に受け入れ帰路へ就いた。

とは云うものの・・・・

帰還までの道のりは長く、Egも低回転で労わりつつのライディングを強いられるのあった。

そしてApeという儚い翼はネストへ戻る事ができた。

全走破距離： 370km（くらい