カスタマ翻弄;; ~ ヘッドから内圧を抜いてみる編 ~ [APE100]
季節は爽やかな初夏の日差しと、 梅雨の高い湿度の間を行ったり来たりですね。
世界はApe不足ではなかったでしょうか?
みなさんお久しぶりに成ってしまいました、しゃわこ事、はた・・
APE48、チームA2のリトグラフ・ド・政殿・アルカードです。
【 加筆・改訂版 】2012 6/11現在
昨日の4mini選抜総選挙では、残念ながら選抜サンメカ・ライダーに入る事が出来ませんでした・・・
’06 Apeで4miniの活動を始めてから研究生サンメカ・ライダーの日々をやってきて、
愛機がトラブルに成るとネガティブな気持ちに苛まれて来ました。
どうしたらトラブルが直るのだろう? 何時に成ったら選抜サンメカ・ライダーと認めらるのだろう?
そんな不安な気持ちで過ごしてきました。 (ネタです)
去年、「整備は必ず報われる」といいました。
でも、あるサンメカ・ライダーさんは、努力は必ずしも報われないと言いました。
頑張った先にサンメカ・ライダー達の夢があります。
そうかもしれません、全部は報われないもしれない・・・ 運(知識や経験)も必要かもしれない。
でも・・・マシンを整備しなければ始まりません。
4miniは正直(金銭的に)キツイな~って事も沢山あります。
仲間に工具や工作機械、環境的な事をうらやましく思われたりします。
でも私は、自分の状況を悲観してあきらめてしまうサンメカ・ライダーは、
4miniでは結果を出せないと思います。
仲間でもありますが、好敵手でもあります・・・
ブチ抜くつもりで来てください。
私なんかよりも、まだ見ぬ・・・才能があるサンメカ・ライダーさん達が沢山居ます!!
インターネットやモトモトで調べたり、gdgd(ぐだぐだ)Blog・ひみつのアジトを見て下さい!
正規チームに負けないくらい勢いがあります!!
なのでもう一度言わせて下さい。
去年と同じ言葉に成りますが・・・ ちゃんと発音良く言いますね^^
整備は必ず報われると、私じゃないサンメカさんが証明してくれます。
てってれー♪
( だってめんどくさいんだもん♪ By ユキリソ )
愛機・Ape115、スーパーブルーフェニックスのEgは絶好調!
と、いきたい所なのですが、、、、
Egのヘッドカバーからオイルが滲むという病魔に苛まれてしまいました。
ヘッドカバーのパッキンはO/H時に新品を使用したものの、滲みが改善されませんでした。
根本的な原因として、Egヘッド内の内圧が高い事が、影響しているのではないか?と。
横型Egレイアウトではありますが、88ccクラスへボアUPされたカスタムモンキーでは、
Egヘッドから内圧を抜く対策が、定番の様に施されてるマシンが多いです。
それを考慮すると、レイアウトが違う縦型Egとは云え、
115ccで高回転特性ですし、高回転付加時での負担以外も考慮しても、有効な対策と思いました。
何よりトラブルが起こりやすい状態で走っていても、メンタル面で不安が払拭できませんよね。
なので対策の加工に踏み切りました。
ナップスに赴き、4miniコーナーのショーケースに鎮座してる、社外製のオイルシャワーヘッドカバーを・・・
購入しません。
なぜならヨシムラ製ボアUPヘッドKitは、オイルシャワーヘッドカバーの装着を禁止してます。
無論、油路を繋げなければシャワーのギミックをカット出来る訳ですが・・・
この条件での装着例を知らないので、怖くて装着の選択肢が無くなりました。
なので、社外のシャワーヘッドカバーを観察し、内圧を抜くニップルの径と施されてる位置をチェック。
同サイズのニップルを購入し、ノーマルヘッドカバーへ移植する作戦を立案。
一昨日踏んだ、移植工程の手順。
① 装着位置の干渉する放熱フィンをハンドグラインダーで切削。
② ニップルを挿す穴を卓上ボールバンで空ける。
③ 空けた穴にタップを立てる。
④ 取り外しするパーツではないので、液体ガスケットを塗布し、ニップルをヘッドカバーへ取り付ける。
⑤ 液ガスが乾くまで放置。 ←今ここ
青いのが、液体が助っ人。。。
今後、のフェーズとしては
⑥ ブリーザーホースでニップルとオイルキャッチタンクを繋ぐ。 ( 対応策終了 )
でもって、
とりあえずブリーザーホースでヘッドカバーとオイルキャッチタンクを繋げました。
さぁ、吉と出るか?凶と出るか?
この対策方法を施すと、ネガティブなアレが発生します。
オイルの乳化現象です。
加工前のヘッドカバーの状態は密閉されてますので、極力外気に触れる事がありませんが、
この対策・加工を行うと、ブリーザーホースを通してキャッチタンクとつながります。
キャッチタンクを介し、更にブリーザーホースがテールエンドまで施され、
最終的に大気に開放されてます。
オイルの乳化現象は、空気中の水分(水蒸気)とオイルが混ざり合うと発生します。
ですので極力、外気と触れ合う条件がない方が良いのです。
オイルが乳化するとダメなの?と思う方もいるでしょう。
まず、オイルのパフォーマンスが落ちます。
オイルの劣化に付随してトラブルの発生も上がると思います。
対策として、オートの開閉バルブもありますが、、、、
オイルの影響でバルブの固着で動作不良が起こり、結果、ホースが塞がりトラブルが発生。
なのでこまめなメンテナンス(洗浄)が必須だそうです。
私はこのバルブ装着はしませんでした。
だってめんどくさんだもんw
今回の対策を施した事により、オイル交換をまめに行う条件が課せられました。
マシンからのメッセージに真摯に向き合う。
理想論かもしれません。
セッティング【調整】と、メンテナンス【整備】は意味がぜんぜん違います。
壊れた原因をマシンのせいにするサンメカ・ライダーには成りたくないと思います。
私のマシンは宝物です。
みんなのマシンも宝物であって欲しいです。
P.S 前半のネタの文章に熱中しすぎた^^;
コメント 0